私について〜上海での就職から今〜

昨日会社の同僚の女子で夜ご飯に行く機会がありました。

私と同じような生活をしている中で、普段お仕事している時には聞けていなかった

そもそもこの業界、今の会社を選んだ理由って何?という話をしました。

もちろん今いる会社も仕事も大好きというのは前提での話だったのですが

1ヶ月お休みが当たり前なくらい最近忙しいこともあり、体力的にも、

女性という性別でこの仕事を将来的にどう考えてる?という話になると話がつきませんでした。


元々は監督志望でこの業界に入ったのですが、時間がたつにつれて

自分に向いていないかもと思うようになりました。

ただ、制作という立場で映像制作一筋で頑張りたいと思っていた私だったのですが


上海で働いたことをきっかけに

CMがいかに古いものになっているか知ってしまいました...


上海でCM制作にたくさん関わらせてもらったのですが

自分が関わったCMをテレビでみる機会なんでゼロに近かったのです。


というもの、今の若い中国人はTVなんか見ずに、

中国版のYOUTUBEでみたい動画を好きな時に見るスタイルは一般的でCMが流れるとしても

YOUTUBE広告レベル...逆に広告という考え方が、体験や、イベントを通してになっており

映像もVRやAR、イベントで流す動画にすでに変化しており

日本で一般的なCMは上海ではすでに時代遅れのものだなと感じてしまいました。


その時に、CM以外のVRやイベントの映像や、

もしくは中国版のNetflix的な存在で自分で流す媒体を持っていて、

オリジナルのコンテンツを作っている業種などにひっそり興味を持ち始めるようになりました。


CMはすでに自体遅れという考えを持ったまま、日本に帰ってきたのですが、

日本の文化は独特でCMはCMとして普通に存在していて

日本にいればいるほど、上海の時に感じていた危機感?が薄れてしまいました。


日本の洗脳感?というかほんとすごいなと思います。

帰って来た当初は、上海の変化のスピードをそれに力にあわせてお金たくさん使われている

すごさに、圧倒されていて、日本が負けちゃう!と焦りさえ感じていたのに

日本ではVRは全然流行っていないし、そもそもVRもARも知らない人がいたくらいで...

(PlayStationVRが発売される前でした。)


すぐ隣の国で、世界中の企業がお金をつぎ込んで

すごい変化が起こっているのに日本はまったく別の軸で動いていて

戻って来た当初はそんな日本に気持ち悪ささえも覚えていたのに

今はそんなことを考える暇もないくらい、ただ目の前のことにがむしゃらに働いて

そんな世の中を動きを知る時間もないくらい...


そんな中で私も、自分の将来を見失っていました。

仕事は目の前に山ほどあり、やることだらけですが

私の中では海外で働きたい、世界の人と仕事したい、人に喜んでもらうことをしたい

の3つがあり、いい加減行動に移さねばの状態だなと気づいました...


まあ、だったら早く辞めて転職しなよ、ってことなのですが

一度海外で働いた経験がある私からしたら

ちゃんと準備が必要だという過去の失敗と経験をちゃんと生かしたいなと思っているので

ブログで、悩み悩みながらもゆっくり進めて行きたいなと思っています。






ちゃんあいの気になるチャイナのこと

25歳、女子、都内在住ブログ

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